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2014.07.21 Monday
しーちゃんが誕生するまで☆
4月17日 朝からどうもいっくんの機嫌が悪い。何かを予感してなのか?昼2時頃、おしるしらしきものあり。お腹の張りや痛みは特になし。夜8時くらいから、なんとなくお腹に軽い痛みが。生理痛よりも軽い。夜10時頃、いっくんを寝かしつけながら、「そろそろ入院かな〜、いっくんとしばしのお別れかな〜」なんて考えて切なくなる。下腹部が痛い。まさに生理痛。痛いは痛いけど、生理痛くらいの痛みで病院に電話したらダメだろう。でもドキドキして全く眠れない。間隔を測ると10〜15分。ほとんど寝れないまま朝を迎える。
18日 朝6時
今日のうちに入院になる気がしたので、服を着替えて持ち物の最終チェックをする。スヤスヤ寝ているいっくんの顔を見て、また切なくなる。いっくんの側に寝転がると急に安心してきて、そのまま1時間近く熟睡。朝7時 あら?寝てしまった。朝ごはんを食べなくては。キッチンの冷蔵庫の前に立ったとき、痛みが下腹部から腰にきているのを感じる。間隔を測ると7〜8分間隔。
病院に電話をすると、来て下さいと言われる。「息子がまだ寝てるので、起こして準備したりしてたら、出発は8時半頃になりそうです。」と伝えると、「いやいや、こーじろさんは経産婦さんだから、むしろ8時半に病院に着くの目標に出発して!」と言われる。なんてこった。朝ごはんをのんきに食べている場合じゃない。モンさんに電話して入院になることを伝える。モンさんもビックリ。午後から年休をとってかけつけると約束。ワカメおにぎりを握って、いっくんを起こす。父上が仕事に行く前にワタシだけでも病院に送ろうか?と言ってくれたけど、いっくんを置いていくのは不安で、父上には仕事に行ってもらう。いっくんはパジャマのまま、荷物を持って、母上に運転してもらって病院まで。
8時過ぎ、病院に到着。入院する部屋に案内される。助産師さんに「旦那さんには伝えた?いつ頃到着される?」と聞かれたので、「午後から年休をとってくれるみたいなので、夕方には〜」と答えると、「いやいやいや。それじゃあ絶対間に合わないよ。今すぐ出発してもらおう」と言われる。
「え?マジですか?ワタシ、上の子のとき時間がかかったから、そんな早く産まれる気がしないんですけど。」
「いやいやいや。こーじろさん、経産婦さんだし、早いから。」
いそいでモンさんに電話。「午後から出発したら間に合わないだろうって。今すぐ出発する勢いでおって」
「え?マジで?今すぐは無理だけど、午前中のうちには出発する」と、モンさん。
服を入院着に着替えて、さっそくLDRに。病院の方針で、内診はナシ。モニターをつけてチェックされると、だいたい8分間隔。
いっくんが「お母さんと着替える」とやんちゃを始める。いったん部屋に戻り、いっくんを着替えさせる。朝ごはんのワカメおにぎり、いっくんに食べられてしまう。 またLDRに戻り、部屋の中で新人助産師さんと2人になる。何か話してくれたら気が紛れるのに、控えめに部屋の隅にいる助産師さん。仕方ないのでワタシの方から話題をさがす。「陣痛がきたら、力強くお尻を押さえて下さい。」とお願いする。新人さんは律儀にそのお願いを聞いてくれて、とにかく力強く押してくれる。そうすると痛みがかなり楽になる。
いっくんのときみたいに微弱陣痛にならないために、それと、前向きに出産を乗り切るために、とにかく動くことにする。陣痛がないときは歩いたりスクワット。助産師さんに「最初からとばすと体力なくなるから、横になってもいいよ。」と言われても、「大丈夫です。いい陣痛おこすために頑張ります。」と宣言する。
10時頃 間隔はそんなに縮まってないけど、痛みがきつくなってきた。横になることにする。
陣痛がきて痛がるワタシを、いっくんが「お母さん頑張って〜」と応援。たまに腰も押してくれる。
10時半頃 陣痛に変化が。腰のところがズーンと重くなったと同時に、そこからメリメリメリメリっと裂けていくような激しい痛み。あまりの痛さに「痛い、痛い、痛い、痛い〜」と叫ぶ。助産師さんに、「おそらく赤ちゃんが下がってきたんだわ。いいよ。その調子」と言われる。
進んでいると言われたのは嬉しいけど、とにかく尋常じゃない痛み。陣痛のたびに、「腰が〜」「お尻が〜」「痛い、痛い、痛い〜」と絶叫。
そのあたりから時間の間隔ナシ。今まで前向きに頑張ってきたのに、ただ痛みに耐えるしかないのがもどかしい。本当にお産が進んでいるのか不安。
「まだ頑張れることないですか?あと何したらいいですか?」お産を進めるために助産師さんに質問しまくり。そのたびに助産師さん、「いや、もう十分頑張ってるよ。そのまま。その調子」と答える。
「出血したらもう一段階進むんだけどな〜」と言われ、「お願い、早く血ぃ出て〜」と、自分の身体にお願いする。
何回絶叫を繰り返したかわからないけど、その間、いっくんは絶叫を子守唄にまさかのお昼寝タイム。
「お産の進行を尿が妨げているかもしれないから導尿しましょう。」と助産師さん。
仰向けにされると、ベテラン助産師さんが新人助産師さんにやり方を説明。
心の中で、「えぇ!?新人さんがやるの?何でもいいからいそいで。次の陣痛がくるよ〜」と焦る。案の定、陣痛がくる。新人さん、導尿に失敗。もう一回。正直かなりイライラ。でもこの新人さん、お尻の押さえ方が上手だったので許すことにする。
なんとなく仰向けの方が陣痛をしのぎやすかった気がする。仰向けのままでいたいと思っていた矢先、モニターを見ていた助産師さんが、「仰向けだと陣痛弱まるからまた横を向こう」と言って横向きにされる。再び絶叫タイム。もう痛すぎてわけがわからなくなりそうなとき、「こーじろさん、出血したよ。進んでるよ。」と言われる。「力を入れていいですか?上向いて」と聞くと、「いや、それはまだ。まだこのまま頑張って」と助産師さん。
あまりのワタシの叫び声に、母上が「これ噛んどきなさい」と言って布を噛ませる。「痛い〜」と叫ぶかわりに、そこからは「ん〜、ん〜」と呻くようにして陣痛に耐える。これまた何回繰り返したかわからないけど、自然とお尻の方に力が入るようになってきた。助産師さんがお尻をさわって力の入り具合を確認し、「こーじろさん、そろそろだわ。上向こう。」と言って、分娩台の準備に取りかかる。力を入れてもいいと言われるが、その格好がつらすぎる。自分で足首を持って、脚を身体にぐっと近づけるように言われる。そのほうが出口が開きやすいからって。でもそれだと腰が本当に砕け散りそうな痛みに襲われて、陣痛のたびに仰け反りそうになる。そうすると、「こーじろさん、ダメ、ダメ。腰を丸めて。ぎゅーっと近づけて」と注意される。
いよいよ先生が登場。新人さんに、状況とこれからのお産の流れを説明。ここでも新人指導。本当に勘弁してほしい。
先生は穏やかに、にこやかに、「はい、力入れて〜、ぐーっと脚を引き寄せて〜」と声で誘導。ワタシは必死。陣痛のたびに、バタバタと暴れ出しそうなのを、助産師さんに押さえつけられて、力が出口一点にそそがれるようにされる。
「膜をやぶるからね〜。はい破った。もう出るよ〜」と先生。「いいよ〜。頭見えた。ストップ。ここから力ぬいて〜。赤ちゃん苦しいからね〜」
「え?ここでストップ!?はさまってる。痛い。痛い。マジ超痛い。無理、無理、無理、無理〜」と絶叫。
お昼寝から起きたいっくんがグズり出したので、母上といっくんが一時部屋を退出。そのあと2回くらい陣痛〜いきみを繰り返して、ついにドゥルン。
産まれた〜。「泣き声は?お願い泣いて〜」と泣きながら叫ぶワタシ。先生は笑いながら、大丈夫、今から泣き出すよ〜」と。
オギャーオギャー
本当だ。泣き声聞こえた。
母上といっくんが部屋に戻ってくる。
ワタシの胸の上に、産まれたてのしーちゃんが。「産まれた。ワタシの赤ちゃん。いっくん、妹だよ。いっくんの妹産まれたよ。」
愛おしさで涙があふれる。
ワタシの赤ちゃん。しーちゃんありがとう。産まれてきてくれてありがとう。この先何があっても、ワタシが守ってあげるからね。
母上ありがとう。お産の間、いっくんの相手をする母上が1番大変でした。いっくんのときもしーちゃんのときも、側で応援してくれて心強かったよ。
いっくんありがとう。いっくんが側にいてくれたから、お母さんは気持ちを強く持てたし、しっかりしなくちゃと意識を保つことができたよ。妹が産まれて良かったね。
泣いていると、モンさん到着。出産から20分後、あと20分が間に合わず(^^;;
でも「よく頑張ったね。ありがとう。良かった」と手を握って泣いてくれました。 遠いところ、精一杯かけつけてくれてありがとうね。
助産師さん、先生。無事に出産できました。感謝します。
平成26年4月18日 13時54分
分娩所要時間 5時間43分
しーちゃん誕生♪
体重 2940g
身長 52cm
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